もう、14年近く前の夢だろう。
最初の愛猫が、3番目の愛猫の子を産む夢を見た。
私はフロイトやユングの夢診断が好き、心理学科に行きたかったが頭が足らなかった。酒さえ無くば。いや、金も足らなかったが、自費だからな(笑)
んなことは違うとして、夢診断によると、一説では、夢主の現在のペットが子を産む夢は要注意らしい。
次世代を暗示?夢診断には、そこまでは書かれていなかった。でも、近いものがあると思った。
今の愛猫が、最初の愛猫に変わって行く日が近いのではないか、と。
最初の愛猫は、22歳まで生きてくれた。
彼女(尊敬を込めて彼女と呼ぶ)が死んだ時は信じられないぐらい涙が流れた。水道開けっぱなしくらい、ありとあらゆる、身体中の水を総動員して涙に注ぎ込んでいるようだった。
今でも泣ける!そんだけ大事だった、わたしの妹であり姉であり、愛猫だったのだ。
何が言いたいんだ。
どうでもいいけど、最近は水道の栓を捻ることを知らないお子がいるそうで、ホンマに私も歳いったなぁ思います(笑)!
話の中で飛ばしてしまったが、2番目の愛猫もいました。
アレはわたしによう懐いておったが、亡母に嫌われ(←亡母が自分がもらって来たのだぞ)虐待されるので、知人に譲った。
亡母のやりようったら、次女猫(最初から数えて)を殴る、叩きのめすために追い回す、ご飯をやらない。
私は仕事で居ない間にソレをやっていたので、なかなか分からなかったが、痩せてきたから気付き、亡母に問い正すと「キライやねん!」て。
話にならん。このまんまでは殺されてしまうと思い、譲渡先が見つかり、助かった。
あたいを好きやった、あの子。今でも元気でいてますように。
きみの3ヶ月ほど弟くんの我が家の坊も元気でいるんやからな。
いいことを考えた。
あたいは生涯独身、死ぬまでに過ごした猫たちと共に、どっかに埋めてもらお(笑)いつかその話をしとかんとな、生きて話が出来るうちに。
あたいはどこへほられてもえーねん、しかし愛猫たちが。
次女猫は別だが、最初の愛猫のお骨はある。亡母は、いずれ土に還すべきだと言ったが、私はそうは感じない。
できない、そんなこたぁ。ははは!
愛しているんだ。今も、未来も変わらず。あの子のお骨が土に還されて、私の手元から無くなるなど、考えただけで、未だ涙があふれるんだ。
それでは成仏できないだろうと亡母は言ったが、私は動物葬儀社でさんざん泣きまくり拝み倒したほどなんだ。
たった、この今、火葬されると言う時に、手を伸ばして、止めてくれと言いかけてしまった。さすがに自制したが。
それでもたぶん、こんな人はなかなかいないだろうと思われたろう。
火葬の煙突を見ながら、ただただ泣き崩れた。
関係ないのだ。
愛に限度などないのだ。愛しているんだ。
ただ、愛なんだ。